LB4
「現場で、自分が鳴らすべき音は何か?」
このベース作りは、そこから始まりました。
自分のバンドは、ギター1本、ベース、ドラムというシンプルな編成です。
だからこそ、低音を支えるだけではなく、バッキングギターのような歪んだ音を鳴らしながら、ベース本来の躍動感を出す。
ギターが1本でも、バンド全体として迫力のあるサウンドが構築できる。
それが、自分が追求してきたベースの在り方です。
特に大切にしたのは「ピッチと発音」。
一音一音の輪郭が明確で、バンドサウンドの中でもベースラインがしっかりと見えること。
そして1弦、2弦やハイポジションでも、高い音だけが前に出るのではなく、しっかりとローがついてくる。
音域が変わっても埋もれず、ベースとしての存在感を失わない。そして驚異のサステインがあり、その伸びを左手で自分自身がコントロールできる。
低いところから高いところまで、音域全体で非常にバランスのいい仕上がりになっています。
ヴィンテージベースを研究していく中で、自分が良いと感じる音には、ネックの鳴りが大きく関係していることに気づきました。
そこからネックの重要性を改めて考え、選んだのがウェンジネックとエボニー指板。
ハードでありながら硬質に抜けていく。
発音とピッチが明確で、歪ませても輪郭を失わない。
自分が求めていたサウンドを、この組み合わせで形にしました。
さらに、一本のベースで3種類のキャラクターを手元で切り替えられるようにしています。
PUセレクターによって、フロント/リア/フロント+リア直列を切り替えることができ、特にフロント+リア直列では、ハムバッカー的なパワーのあるサウンドを作ることができます。
ベースを持ち替えることなく、この一本の中で3つのキャラクターを使い分けられるようになっています。
そして何より、レコーディングでも抜群です。
ライブで必要なパワーと存在感を持ちながら、レコーディングでは一音一音の発音やピッチはもちろん、プレイヤーの繊細なニュアンスまでしっかりと音にしてくれる。
まさにスタジオ、ライブハウス、アリーナ、そしてドームまで、これ一本で完結できるベースなんです。
このサウンドと一緒にドームまで辿り着けたという事実も、自分が積み重ねてきた音に対する一つの証明だと思っています。
そして、この一本を形にしてくれたのは、自分のベーステックである長岡さんです。
彼は横浜に工房を構える、ギター/ベースのクラフトマンでもあります。
何度もディスカッションを重ねながら、自分が求める音や考えを、長岡さんの知識と技術によって具現化してもらいました。
一本一本、長岡さんによるハンドメイドです。
このプロダクトは、単にベースを売るだけではありません。
自分のこだわり、思想、そしてここまで歩んできた道程を形にし、辿り着いた答えを解放することです。
ぜひ、それぞれの環境で、思うがままにかき鳴らしてください。
Let’s enjoy your music.
【SPEC】
NECK
Neck Scale:34”
Shaft Wood:Wenge
Fretboard Wood:Ebony
Number of Frets:21
Fret Material:Nickel
Side Dots:Luminlay
String Nut:Black TUSQ XL
Nut Width:1-1/2" (38mm)
Tuner:Hipshot Ultra Lite
BODY
Body:Swamp Ash
Pickups:BARTOLINI 9ST L/S
Onboard Preamp Circuit:BARTOLINI TCT (9V)
Bridge:KTS Titanium PR-03/WB1
KNOB CONFIGURATIONS
1. Volume
2. PU Selector
Front / Rear / Front + Rear Series
3. Active Stacked Tone Control
Top / Treble:4kHz Boost & Cut
Bottom / Bass:30Hz Boost & Cut
¥770,000 ($4,907.07)















